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賢く住替え
賃貸物件の解約時にきになるのが「退去の費用」と「敷金の精算」。
いろいろ人と話しをすると、「敷金は戻ってこないもの」と考えている人も多いようです。
今回は「退去の費用」をテーマにお送りしたいきたいと思います。
1. 敷金は戻ってきます
敷金は戻らないと考えている人が多いようですが、敷金は基本的には戻ってきます。
もちろん故意に壊した場所がなければという条件付きにはなります。
2. ハウスクリーニングの負担
東京の賃貸物件は「退去時のハウスクリーニング代は入居者が負担」という特約がついている物件がほとんどです。
敷金からハウスクリーニング代を差引いた金額が、資金の清算金となります。
東京のハウスクリーニング代の相場は、1R,1Kで20,000円から30,000円。 2LDK、3LDKという物件では50,000円ほどが相場となっています。
汚れ具合で変動することはあまりありません。
3. 永く住んでいるとどうなる?
「永く住んでいると不利になるのではないか」、このような質問をよく受けます。
経年劣化などは考慮するように、国土交通省がガイドラインを定めています。
(参考 国土交通省 「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html)
永く住んでいても不利なることはありません。
4. タバコには要注意!
部屋の中での喫煙には注意が必要です。
煙草などによる、ヤニ汚れは100%入居者負担とする契約がほとんどです。
一般的にクリーニングではなく、壁紙の張替え(塗装などの場合は塗替え)の工事なります。
クリーニングと違って高額な費用になるので注意しましょう。
5. おかしいことは相談しましょう!
賃貸トラブルで一番多いトラブルが「退去時」になります。
一般的に考えておかしい思ったら第三者機関に相談をしましょう。
東京都では東京都都市整備局が「賃貸ホットライン」という相談部署を設けています。
親切な相談員が相談に乗ってくれます。
おかしいと思ったらすぐに相談をしましょう。
退去時の立ち会いは不動産屋の言われるがまま、という人も多いようです。
以前よりは減少の傾向にありますが、不動産のトラブルは未だに絶えません。
ちょっとした知識で数万円損をしないで済むこともあります。
今回のコラムが少しでも役に立てば幸いです。
それでは今回はこのあたりで。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
気になる物件を見つけたら、まずは不動産会社へ気軽に問い合わせてみましょう。
早い会社だと数分から数時間で回答が届きます。
間取り図だけでは分かりにくいポイントは直接現地を見て確認することをオススメします。
ご近所の状況や日当たりなど積極的に確認すると良いでしょう。
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