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賢く住替え
「家賃が少しでも下がればな」と思っている人は多いと思います。
1,000円下がるだけでも、年間で計算すると12,000円。その後、何年も住み続けると考えると大きな金額です。
契約と更新、家賃を値下げ交渉するチャンスは大きく分けてこの2つになります。
今回は「更新時の家賃値下げ交渉」について解説していきたいと思います。
まず家賃がどのように決められているのか、ここから考えていきたいと思います。
家賃は、立地と設備という2大要素を考えて決めていきます。
その他、近隣にライバル物件がある場合などは、その影響も受けます。
しかし綿密に家賃を決めている物件ばかりではなく「前回と同じで」という大家さんの一言で決まっている物件もあります。
インターネットを使って情報収集
交渉の前に、インターネットを使って似たような物件を探してみましょう。
立地である駅からの距離、設備、築年といった項目が近い物件は、良い交渉カードになります。
また大きなマンションなどの場合は、違う部屋が貸しに出されている場合もあります。
これはとても良い交渉カードになるのでチェックしておきましょう。
この時に気を付けて欲しい点は、設備や内装の見方です。
設備や内装が古いまま、逆にリニューアルされている場合は「似たような物件」にはなりません。交渉カードとして持って行っても、良い交渉へとは発展しないでしょう。
この辺りはよく注意したいポイントです。
インターネットの情報は、更新期限で掲載が終了してしまう場合があります。
特にポータルサイトなどは2週間ほどで掲載が変わります。物件は残っていても、URLが変って発行されたりもします。
ブックマークなどではなく、印刷などの方法で残しておくとよいでしょう。
交渉はケンカではありません。
日本人は交渉が苦手ともよく言われます。
このような背景からか、交渉を受ける側はあまり良い気持ちにならないことが多いようです。
「値切ってきた」=「嫌な人」とならないように、交渉は充分注意して行いましょう。
特に話し口調には注意しましょう。
弊社で交渉を受けることもありますが、この時に怒ったような口調になる人が多いです。
怒ったような口調は、悪い印象を与えてしまいます。
せっかく良い交渉内容であっても、悪い印象はマイナスに働くので注意しましょう。
また、自分の言い分だけ言って終わってしまう交渉はうまくいかないことが多いです。
しっかりとした根拠を持ち、相手の話も聞いいた上で交渉をする。これが良い交渉と言えるでしょう。
家賃を決めるのは貴方ではありません。
大家さん側の気持ちも考えて交渉へ臨むとよいと思います。
「適正価格で住みたい」
これが家賃交渉時の基本となる考え方です。
空室率が高い時代なので「永く住んで欲しい」と考える大家さんがほとんどだと思います。根拠のある交渉であれば話は聞いてくれるでしょう。
「前回と同じ家賃で」という根拠のない家賃設定で募集を出している大家さんの場合、しっかりと交渉すれば成功の確率は高くなります。
これから交渉を考えている方は、情報収集をしっかり行って、万全の体制で交渉へ臨んで下さい。
それでは今回はこのあたりで。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
気になる物件を見つけたら、まずは不動産会社へ気軽に問い合わせてみましょう。
早い会社だと数分から数時間で回答が届きます。
間取り図だけでは分かりにくいポイントは直接現地を見て確認することをオススメします。
ご近所の状況や日当たりなど積極的に確認すると良いでしょう。
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