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賢く住替え
インターネットで「家賃値下げ交渉」と検索すると、数多くの「家賃値下げ交渉に成功した」体験談が上げられいます。
これだけを見ると「家賃って簡単に下がるんだ」と思う人もいるのではないでしょうか。
確かに家賃値下げ交渉が実際に成功する事例もありますが、全ての賃貸物件で成功するわけではありません。今回は「家賃値下げ交渉」の現状について書いていきたいと思います。
まず家賃値下げ交渉の発生頻度についてから見ていきましょう。
具体的なデータなどがありませんので経験値的な数字になりますが、家賃交渉が入るケースは10件に1件ほどの約10%程度です。
また、そこから成功する割合は10件に1件ほど。
実態として「ほとんど家賃交渉は行われておらず、成功する確率も全体の1%程度」といった状況です。
しかし可能性がゼロな訳ではありません。
可能性は低いけど「家賃交渉にチャレンジしてみたい!」という人に、交渉が成功する秘訣を紹介したいと思います。
1 家賃設定が適正か調べる
家賃設定の設定が適正なものか、近隣相場などをみて調べてみましょう。
エリア相場だけで判断すると成功の確率が下がります。
相場だけではなく、間取り、設備、リフォームの具合なども加味して多角的に考えることが大切です。
家賃相場については、エキサイト不動産がとても見やすいコンテンツになっています。
開発時に協力させていただきましたが、これまでの賃料相場とは違い多角的に相場を見れるように表示しています。
是非ご活用下さい。
2 空室の期間を調べる
空室の期間が分かれば交渉成功の確率は高くなります。
ただ一般の人が空室期間を調べるのは困難です。インターネットなどで、その物件を追っていれば別ですが、そのようなことをできる人は少ないと思います。
不動産業者であれば、業者用ネットワーク「レインズ」などで調べることが出来ます。
ここは不動産屋の担当者に頼るしか方法がないと思います。
対象となる物件がどれくらい空いているのか、担当者に調べてもらいましょう。
3 時期を考える
不動産賃貸にも繁忙期と閑散期があります。
お客さんの多い繁忙期には、家賃交渉は難しいと考えたほうが良いでしょう。
次から次へとお客さんが来るのであれば、家賃交渉なんて受け付けたくないですよね。
大家さんの立場になって考えてみれば分かることだと思います。
不動産賃貸の繁忙期である2月、3月は家賃交渉が難しい時期と考えるのが良いかと思います。
この3点を考えれば家賃交渉の成功する確率は上がります。
実際に家賃交渉で成功する場合は、この3点が優位な状況の時がほとんどです。
中でも「1. 家賃設定が適正か調べる」は重要なポイントです。賃料設定にブレがある場合は、成功する確率は高いと言ってもよいでしょう。
ただ賃料設定についての見極めは、非常に難しい部分でもあります。ここはプロの目、その時の担当者の腕にかかっています。良い不動産屋、良い担当者に巡り会えることを祈りましょう。
今回は家賃交渉について解説してきました。
家賃交渉は成功する確率が元々低く、家賃が下がらない物件も数多く存在します。
「家賃交渉」は大家さんにとっては気持ちのいいものではありません。嫌な印象を残さないような交渉で臨めると良いと思います。
それでは今回はこのあたりで。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
気になる物件を見つけたら、まずは不動産会社へ気軽に問い合わせてみましょう。
早い会社だと数分から数時間で回答が届きます。
間取り図だけでは分かりにくいポイントは直接現地を見て確認することをオススメします。
ご近所の状況や日当たりなど積極的に確認すると良いでしょう。
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