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賢く住替え
部屋探しを始めると聞きなれない言葉がたくさん登場します。敷金、礼金、仲介手数料、償却、敷引、フリーレント、解約通知など。これからの不動産用語、なんとなくわかっていても深いところまで理解している人は少ないと思います。
「フリーレントは家賃が無料になるらしい?でも詳しくはよくわからない。」といった方向けにフリーレントについて詳しく解説していきます。
今回は「フリーレント」について解説します。不動産ではないジャンルでも使わる言葉なので、意味については理解している人が大半だと思います。
「フリーレント」とは言葉の通り、「無料で借りる」と意味です。
これだけの解釈だと「家賃は無料?」と思う人もいると思いますが、ずっと無料なのではありません。期間を決めて、その一定期間の家賃が無料となるような仕組みです。
これが不動産用語の「フリーレント」の意味です。
「フリーレント」が付いている物件の割合
以前弊社のエリアであるJR高田馬場駅周辺の物件を対象に調査した結果になりますが、その割合は約5%でした。調査には不動産業者向けネットワーク「レインズ」、「ATBB」(業者向けのアットホーム)を使用しました。
不動産サイトや街中の不動産会社で「フリーレント」という言葉をみる機会も多いですが、実際には非常に希少な物件になります。
フリーレントの期間は「1ヶ月」というのが相場です。
「フリーレント1ヶ月」の場合は、契約した日から1ヶ月間の家賃が無料になります。「初めの1ヶ月が無料」になることで、初期費用が下がるというメリットが生まれます。
初期費用を抑えたい人などにはとても魅力的な物件です。
最近では「敷金礼金ゼロ」に並ぶ注目物件でもあります。
大半のフリーレント付きの物件には「違約金」が設定されています。
弊社が去年契約した例をいくつか挙げてみます。
・1年以内の解約の場合は違約金として賃料の1ヶ月分を支払う
・2年以内の解約の場合は違約金として賃料の半月分を支払う
このように1年以上は住まないとフリーレントのメリットが得られないように設定してある場合がほとんどです。何らかの事情で急に引越ししなければならなくなった場合などは、お金を用意するのが大変になります。
この辺りは注意をしましょう。
またインターネットでの情報や募集図面には違約金について書かれていないことがほとんどです。こちらも合わせて注意しましょう。
最後に
「フリーレント」と聞くとメリットばかり思い浮かぶ人が多いかと思いますが、注意しないと逆に損をしてしまうケースもあります。この辺りはしっかり抑えておきたいポイントです。
メリットとデメリットをしっかり把握して、部屋探しの参考になればと思います。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
気になるフリーレントの物件を見つけたら、まずは不動産会社へ気軽に問い合わせてみましょう。
早い会社だと数分から数時間で回答が届きます。
間取り図だけでは分かりにくいポイントは直接現地を見て確認することをオススメします。
ご近所の状況や日当たりなど積極的に確認すると良いでしょう。
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