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賢く住替え
今回はネットで部屋をさがし始めてから実際に契約をして引っ越しをするまでの流をわかりやすく解説します。
10個のポイントを抑えることで、はじめての方でも不安にならずに部屋探しを進められると思います。
大きな流れとしては以下の通りです。
1. 探し始める時期
2. 部屋の探し方
3. 内見の予約
4. 実際に部屋を見に行く
5. 申込み
6. 審査
7. 契約金の支払い
8. 契約の手続き
9. 鍵の受け取り
10.引っ越し
それでは項目ごとに解説していきたい思います。
1.探し始める時期
まず賃貸物件は予約が出来ません。
気に入った物件があって3ヶ月後に入居したいといっても、大半の不動産会社は受け付けてはくれないでしょう。
家賃の支払い開始日は、それほど長く待ってはくれません。
家賃の支払いの開始日のことを「賃料発生日」と言いますが、この賃料発生日は申込審査後から2週間を設定している物件が多いです。 早いところだと申込から10日後という物件もあります。
1ヶ月後くらいの引越しが決まっている状態で部屋を探すのをおすすめします。
2.部屋の探し方
次は部屋の探し方について。
「まず不動産屋に行って相談」と思う方もいるかもしれませんが、不動産屋に行ってしますうとすぐ申し込まなくてはいけない状況になってしまうことが多いです。
今すぐ引越しでなければ、まずはインターネットを活用して物件情報を集めることをおすすめします。
「良い物件はインターネットに載せない」という都市伝説的な話を聞いたりすることもありますが、今は空き家も多くなり、わざと物件を隠す不動産屋はほとんど存在しません。
インターネット上で大抵の物件情報は把握出来るので、まずはここでの情報収集をおすすめします。
3.内見の予約
部屋を見に行くことを、不動産用語で「内見」といいます。
内見する場合は、事前の予約にしておくとスムーズです。
いきなりお店に行ってしまうと 鍵の手配などで時間がかかったりして、待ち時間が増えてしまいます。
鍵の手配が出来ないと、その日に内見が出来ない場合もあります。
時間を無駄にしないためにも、事前の予約をおすすめします。
予約は1週間先くらまで受け付けてくれるのが一般的です。
1ヶ月先ともとなると物件が決まってしまう可能性があるので、あまり先の日程場合は予約が受け付けてくれない場合があります。
4. 実際に部屋を見に行く
実際に部屋を見にいきます。
図面や写真では分からなかったいろいろな事が見えてきます。
近隣の環境、設備の状況など、いろいろなものを見て判断していきます。
実際に住んだことをイメージして、住みたい部屋かどうかしっかり考えてみましょう。
5.申込み
部屋が決まったら、申込みを入れます。
申込書に「自分の勤め先、収入など」を必要事項を記入します。
申込時に必要になるものは、身分証、認め印。
申込先の不動産会社によっても異なりますが、この2つを揃えておけば家賃が高い物件の場合、申込時に収入証明の提出を求められることもあります。
しかし収入証明などは用意するのに時間がかかる場合もあるので、大抵は契約までに用意するということで落ち着くことが多いです。
提出した書類は審査に回されます。
6.審査
大家さん、管理会社などが、申込書類を元に審査をします。
おおよそ3日程度の期間を経て、きちんと家賃が払えそうだと判断されたら、審査が承認されます。
審査ということ心配する人も多いですが「きちんと家賃を払っていけるか」という部分を審査するだけです。
普通にお勤めしている方で、それに見合った収入があればあまり心配することはないでしょう。
「収入の3分の1」というのが、一般的な家賃の目安になっています。
ただこれは一つの目安であり、審査する管理会社、不動産会社、大家さんなどによってその線引は様々です。
7.契約金の支払い
審査が通ったら、この段階で契約金を支払います。
支払い期限は、審査の結果から1週間くらいを設定する不動産会社が多いです。
契約前の支払いに疑問を持つ方もいると思いますが、賃貸市場では契約前の支払いが一般的になっています。
8.契約
契約の手続きは概ね30分から60分ほどかかります。
契約内容の説明があり、その後契約書類に署名・捺印をします。
その他火災保険の契約などの諸手続きもこのタイミングで行います。
9.鍵の受け取り
鍵は入居日の前日引渡しが一般的です。
管理会社に来店して鍵を受け取ります。
10.引っ越し
部屋探しから契約、入居までの流れを紹介してきました。
大半は賃貸物件はこのような流れで行なわれています。
物件によって少し違う部分も出てくるとは思いますので、わからないことはすぐその時の担当者に質問してみましょう。
部屋探しの時は生活全般の手続きで忙しい時でもあります。
これを参考に少しでも時間が節約できたらと思います。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
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