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賢く住替え
あまり違いが無いように見えて、微妙に違いがあるワンルーム(1R)とワンケー(1K)。一人暮らし向けの間取りの中では、一番選ばれる間取りでもあります。「実際にその違いは?」というと、分からない人もいるのではないか、と思います。
今回は、1Rと1Kの違いについて解説いたします。
ワンルーム(1R)は、文字とおり一つの部屋。室内に仕切りがなく、全てつながっています。
最近のおしゃれ物件だと、studioなんて呼び方をする場合があります。
間取図で見ると、このような形です。
ワンケーとワンルームとの違いは、キッチンと仕切られているところです。ドアで区切られているというのが、1Kの定義になります。
間取図で見るとこのような形になります。
キッチンと居室がきちんとドアで仕切られていいないと、1Kだと認められません。
ここがアコーディオンカーテンだったり、ロールカーテンだったりするものは、1Kではありません。よく見せようとする悪い不動産屋さんだと、簡易的な仕切りを付けて「1K」としている場合もあります。このような紛らわしい間取りの紹介には注意しましょう。
1Rの広さの表記は、廊下も広さに含んで記載されています。部屋の真ん中に広さの表記があると、通常は室内の広さだと思いますよね。
例えばこちらの間取図、青で囲った部屋の部分だけで6帖だと認識する人が多いのではないでしょうか。
しかし実際は黄色で囲った部分が6帖になります。
多くの人が勘違いするポイントでもあります。
実際に部屋を見に行くと「あれ?思ったよりも狭い?」と感じてしまう、よくあるパターンです。
不動産屋さんの担当者としては常識的なところなので、あえて説明がない場合もありますので、注意しましょう。
1Rの部屋探しを行う時には、ここを注意しましょう。
□1Rのメリット
1.家賃が安い
2.仕切りが少ないので、空間が広く感じる
最大のメリットはやはり家賃の部分だと思います。
□1Rのデメリット
1.玄関までつながっているので、エアコンの効き目が心配
2.キッチンも同じ空間内なので、匂いが気になる
3.冷蔵庫の排熱がちょっと気になる
4.だからエアコンの効きがちょっと心配
5.トイレも同じ空間でドア一つの。恋人、友だちが来た時にどう思うか。
1Rのメリットは、家賃の安さ。そして仕切りが少ないので、空間が広く感じる。この2点です。最も大きなメリットは、やはり家賃だと思います。
1Rのデメリットは、キッチン・バス・トイレが同じ空間というところでしょうか。料理した場合は、室内の至る所に匂いが回ります。炒めものなどは油も少し心配です。冷蔵庫の音も、同じ部屋だと気になる場合があります。また、部屋が玄関部分までつながっているので、その分エアコンの熱効率が下がってしまいます。
また、自宅に友達を招いた時、この空間をどのように思うかも気になる部分ではあります。
□1Kのメリット
居室とキッチンの間にあるドアのお陰で、1Rで先ほど上げたデメリットがいくつか解消されます。
1.暑さ、寒さの部屋の気温
2.匂い
3.冷蔵庫の音
4.トイレの音
ドアという仕切りがあるだけ、この4つが解消されます。
□1Kのデメリット
メリットの分、家賃が少し高くなるところが、デメリットといったところでしょうか。
最後に
今回は1Rと1Kについて、それぞれの違い、メリット・デメリットを解説してきました。細かく見えてきたのではないかと思います。
このようなことも少し頭に入れておくと、部屋探しに役に立つと思います。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
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