賢く住替え

女性向け賃貸物件 賃貸トラブル5つの事例と注意点

19,111件。
去年1年間に東京都都市整備局に賃貸トラブルで相談があった件数です。不動産の仕事をしているので、友人・知人からよく相談を受けるのですが、ぼくの印象ではもう少し多いと思います。
中には、泣き寝入りをしている人もいると思うので、実際はこの2倍から3倍にくらいになるのかもしれません。この件数は東京だけのものなので、全国ではもっと多い数になりますね。

賃貸トラブル5つの事例と注意点
  • 賃貸トラブル5つの事例

    <b>賃貸借契約の相談内容</b>
    今回はトラブル相談があった最近の事例をピックアップして、賃貸トラブルについて考えていきたいと思います。

    事例1
    8年半居住した賃貸アパートを退去した。タバコを吸っていたということでクロスの張替え費用を請求されているが、契約書には書かれていないので払いたくない。


    契約書に書いていなければ、この場合は支払う必要はありません。ただし、室内のどこかに傷をつけてしまった場合は、この限りではありません。
    契約書(契約書・重要事項説明書・ 賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書)に書いてあれば、払わなければなりません。
    退去時のクロス張替えは、基本的に原状回復までの張替えの負担が通常です。

    事例2
    ペット禁止の賃貸アパートでフェレットを飼っていることがわかってしまい、退去することになった。敷金は家賃1カ月分を納めていたが、原状回復費として「規約違反をしたのだから」とさらに1カ月分を請求された。請求の根拠がわからず納得できない。


    ルール違反なので、退去はしょうがないと思います。
    ただ「原状回復費用で、追加の1ヶ月」のところはおかしいですね。
    もちろん、ペットの飼育中に室内で傷をつけたりしてしまった場合は、その費用が請求されるケースもあります。

    事例3
    10年間住んだアパートを退去したが、敷金20万円をクロスの張り替え代等で全額相殺するため、返金できないと言われた。少しでも返金してほしい。


    ちょっと横暴なケースですね。
    東京の場合であれば、クロスは減価償却の期間が6年で1円と決まっています。
    <b>設備等の経年劣化と借主負担割合</b>
    「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」が問題なく契約時に締結されていれば、20万円も払うことはないです。 もちろん故意で傷など付けていなければ。
    しかし20万円もクロス張替えってどんな広い部屋なんでしょうか。
    クロス張替えの平米単価は、だいたい平均900円前後のはずです。

    事例4
    先日、ペット可の賃貸マンションを退去した。ペットの消臭作業代とハウスクリーニング代を請求されたが納得いかない。


    契約書・重要事項説明書が重要になってきます。
    特約のところに「ペットの消臭作業代とハウスクリーニング代は貸主負担」と書いてあれば、支払わなければなりません。

    事例5
    息子の学生用マンションを予約するために5万円を払ったが解約することにした。5万円は戻ってくるのか。


    賃貸の予約で事前にお金を払うというのはあまりありません。悪い不動産屋さんに当たってしまいましたね。
    解約時にはどうなるのか、事前に書類などで約束しておくことが大切です。

    このようにいろいろな賃貸トラブルが起きています。

    退去時のトラブルに関しては個人的にもかなりの相談を受けます。
    ただ契約に含まれているものに関しては、後から覆すのがとても難しいです。

    東京の賃貸物件の契約はトラブルの件数が多かったということで、平成16年10月1日より「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」という書類の説明と交付が条例で義務になっています。
    この条例の登場でトラブルは減っているとのことですが、まだまだ賃貸トラブルは起きています。
    この条例はとても良いものなので、早く全国に広まれば良いと思っています。

  • 最後に

    賃貸トラブルを避けるために気をつけるポイントは、入り口のところ、「部屋探しと契約」です。
    「賃貸契約はどれも同じ」だと思っている人もいるかもしれませんが、契約はそれぞれ違います。
    良い契約もあれば、悪い契約内容のものも数多く存在します。

    東京には「 賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」という入居者側を守ってくれるルールも存在しますが、これでも悪い契約内容は存在します。
    退去時のトラブルを避けるためにも、部屋探しの段階から注意することが大切です。

<b>著者プロフィール</b>

  • 著者プロフィール

    門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
    宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
    「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。

<b>エキサイト不動産から気軽に問い合わせてみましょう</b>

  • エキサイト不動産から気軽に問い合わせてみましょう

    気になる物件を見つけたら、まずは不動産会社へ気軽に問い合わせてみましょう。 早い会社だと数分から数時間で回答が届きます。
    間取り図だけでは分かりにくいポイントは直接現地を見て確認することをオススメします。 ご近所の状況や日当たりなど積極的に確認すると良いでしょう。

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